- Home
- 平山郁夫展
平山郁夫展
- 平山郁夫展 はコメントを受け付けていません
わが国を代表する日本画家・平山郁夫は、広島県瀬戸田町(現尾道市)に生まれ、自らの被爆体験に基づき、仏教への強い関心と平和への祈りを込めて、壮大なスケールの作品を描き続けました。
シルクロードや日本各地を取材し、感銘を受けて描いた数々の作品は、現在でも見る人を魅了してやみません。
本展覧会では、300点を超える平山作品を所蔵する滋賀県守山市の佐川美術館より、『故城下村民帰牧図』をはじめとする仏教生誕の地インドから西アジア、中央アジア経由で中国まで仏教が伝来されたルートへの取材旅行を経て誕生した作品群、そして民族紛争の戦禍に見舞われたサラエボを訪問した際に描かれた代表作『平和の祈り―サラエボ戦跡―』など約80点を展示し、平山郁夫の芸術の軌跡とその旅路を紹介します。
また、2016年に世界遺産登録5周年を迎える平泉町・中尊寺より『一字金輪像 中尊寺』など7点の平山作品を特別出品します。